自然の姿は真理そのもの
花々の命が輝く神総本部の様子

神の手の中
  万物 全ての運命(いのち)が
       有限の時代に生きている
 自然の真実(すがた)を知って
 「教え」に生きる信者(ひと)であれ

(令和7年1月1日 『友輪』344号2ページ)

日が昇っては沈むのも、四季が繰り返し巡るのも、いつの時代も変わることはありません。そうした真理を示しているのが、自然の世界です。神の館では、自然の移り変わりを味わえるように、さまざまな植栽を施しています。

春を迎えた神総本部。今、色とりどりの花々が、「誰にも必ず花の咲く時が来る」と言わんばかりに、力いっぱい咲き乱れています。自然の命が輝く神総本部の様子をご紹介します。

地下鉄蒔田駅から真実の光会館へと続く外参道。そこは、季節の変化を楽しめる四季の庭となっています。

外参道の起点、「車両清め処1」は、しだれ桜を主木とする“春の庭”。しだれ桜の根元では、芝桜、三つ葉つつじなどが花盛りです。

車両清め処1

しだれ桜

 

清明会館の正面にある「車両清め処2」は、百日紅(さるすべり)が並ぶ“夏の築山”。この季節には、白い三つ葉つつじがかれんに咲いています。

三つ葉つつじ

 

続いて、芝生が広がる「歩みの庭」は、もみじを主木とした“秋の庭”。今は、芽吹いたばかりの青もみじが、風に美しくなびきます。

もみじ

 

真実の光会館の前まで進むと、つばき(わびすけ)の木が並ぶ“冬の庭”。春を迎えた今は、低木の馬酔木(あせび)が愛らしい花を付けています。

馬酔木

 

真実の光会館に入って、参道階段を上がっていくと、美しい青もみじがお出迎え。

 

神門をくぐり、光明殿へ向かう内参道からは、南側庭園のしだれ桜が見事。間もなく、丘の斜面に色とりどりのつつじが咲き誇る季節を迎えます。

 

光明殿を出た南側庭園には、三つ葉つつじや馬酔木、青もみじも。

三つ葉つつじ

馬酔木

 

内参道を通って安明殿へ。安明殿の左側、ガラス張りの坪庭には、白くかわいい花を咲かせたどうだんつつじや、あでやかな紫のあやめが。

どうだんつつじ

あやめ

 

安明殿を1階に下りた所にあるのが、水の流れる庭園。静かに眺めると、心が洗い流されます。

 

西側玄関から外に出て目の前にあるのが、「ふるさと小径(こみち)」。しだれ桜、花海棠(はなかいどう)、芝桜、紫蘭(しらん)と、多彩な花々が小径を彩っています。

しだれ桜

花海棠

芝桜

紫蘭

 

一方、友和会館から愛光会館に向かって大通りを渡った角には、「出会いのひろば」があります。ここには、源平桃、利休梅、常磐万作(ときわまんさく)など、珍しい花々が。

源平桃

利休梅

万作 中央は望会館

 

日頃、神総本部の植栽の手入れは、庭園管理係の職員と心ある庭師の方々が、真心込めて担当しています。「神総本部にお越しの皆さんに、こうした植木を通しても、神の愛を感じていただけるように…、そんな思いでいつも手入れをしています」「愛情をかければ、すくすくと育っていくのも、弱った木が見事に元気を取り戻すのも、真理のとおり」と語る職員。参拝の皆さまから、「植物が生き生きしていますね」「この木は、どんな手入れが…。我が家にも同じ木があるので…」などと声を掛けていただくのも喜びです。

光明殿 南側庭園で木々の芽吹きを前に剪定(せんてい)を

光明殿 南側庭園で植木の隅々まで枯れ枝を取って

真実の光会館 内参道 槇(まき)の木の垣根の透かし剪定を

真実の光会館 内参道 槇の木を入れ替え

安明殿 南側庭園で下草の奥まで枯れ葉を取って植栽の手入れを

安明殿 南側庭園 小さな薮蘭(やぶらん)まで丹念にはさみを入れて

どうぞ、神総本部参拝の折には、神の御元で命の輝きを感じながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。